労務管理で重要な○○とは!?

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

先週の話とも近いですが、産まれたばかりの
子供が家におります。

妻はやはりその子に付きっきりにならざるを得ず、
そうなるとパワー全開の上の子の相手は当然、私に。

今までは自宅でもある程度の仕事をこなしていましたが、
今の状況では全く仕事にならず(笑)。
やり方を変えていくことを考えないといけなそうです。

さて、本題です。

【労務管理で重要な○○とは!?】

いきなり本丸に入りますが。

社労士が関与しても、どうしても変わらないもののひとつ。
これが「経営トップの姿勢」です。

最近の傾向としては、以下のように分類できそうです。
①何も判らないからお願いしたい
②雇用を改善していきたい

①は過去から多くあるケースだと思いますが、
②は働き方改革や人手不足の影響がある、
今っぽい相談のように感じます。

それで、たまにあるのが、もう一つ。
③問題ないようにやってもらいたい。

これが一番問題が大きく、社労士として、
いかんともし難い相談で、どうしようもないものは、
どうしようもないのです。

【労務管理は「風土づくり」に近い?】

私が社労士として関与している中で、
目に見えて改善するのは「離職率」。

業種によっては多少離職率が高い業界もあるので、
一概には言えませんが、社労士が入り、
雇用環境の改善をすると、かなりはっきり改善される部分です。

これが変わらない会社の特徴は、
「経営トップ」が指導内容を軽視して、
問題の未然防止などに取り組まない傾向があることです。

当然、雇用環境改善には、社労士への依頼も含め、
お金がかかることも多くあり、難しい側面はあります。

しかし「よりよい雇用をする」為には、
賃金額アップ、年休の取得アップなどをはじめ、
やはり金銭的な負担は避けて通れません。

雇用環境の改善は一朝一夕で出来るものではなく、
少しずつ改善を図っていきながら、
会社の風土を作っていくようなものだと感じます。

【社労士はコーチのようなもの!?】

プロスポーツの選手にもコーチがついているのは、
自分の状態は、他者の方がしっかり見れるからと
聞いたことがあります。

私も一経営者として、雇用をしながら、
お客様に助言するように問題対応することが
難しいと感じることが多いです。

やはり第三者の冷静な目で、現実的な対応を
助言できるかが社労士の腕の見せ所とも思いますが、
これを聞く聞かないは最終的に「経営トップ」となります。

弊事務所でも、過去の判例などを踏まえながら、
労務管理の予防に努めるのは当然として、
問題の初動からしっかり対応をさせて頂いております。

私自身も一人の社労士として、出来るだけ労使が、
「お互い安心感を持って、良い関係を築ける土壌づくり」
に取り組んでいきたいと思っています。

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★編集後記
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つきあう士業によってかじ取りが大きく変わると、
私自身もつくづく感じており、弊事務所も、
よりレベルの高いことに挑戦をしていきたいと思っています。

これからより人手不足が進んでいく中で、
生き残る会社づくりに貢献できるように、
頑張っていきたいです。

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