採用がうまくいかない場合のポイントは?

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。

今回は求人、採用がうまくいかない、
そんな悩みをお持ちの方に対して、
ヒントになれば、という内容です。

【採用に反応なし!?】

今や、全国的に人手不足が深刻化しており、
どの業種も大変ですが、ちょっとした工夫で、
採用の状況が変わったりしています。

今回は、その事例をいくつかご紹介します。

【①自社の「働きやすさポイント」確認】
例えば、今の時代「給料はそこそこでも、
休みが取れて残業が少ない」というが、
実は一つの魅力と言われています。

経営陣は(私も含めて(笑))、
自社の良いところが意外とわかっていません。

それどころか、自社にどんな人財があうか、
これも社長などより、一緒に働いている
社員の方がよく判っていることも多いと言われます。

実際、探してみるとよいポイントはあると思うので、
社員の方と、自社の良いところを探してみてください。
自社の気づかない良さが結構あると思います。

【②採用情報にどう書き込むか?】
①を踏まえて、何か出てきたときに、
それをどう表現するかも、結構重要です。

「どんなにいいものでも伝わらなければ意味がない」
「良いものが売れるのではなく、売れるものがよいもの」

こんな言葉もあるように、いいところがあっても、
それらが人に伝わっていないということは、
結構、世の中に多くあると思います

例えば、採用情報の中にこんな文言を入れてみる。
「年休消化率〇%でしっかり休めます」
「お子さんが小さいママが活躍しています」
「残業は〇時間程度でほとんどありません!」
「新社屋で綺麗な環境で働けます」
などなど。

書けること、書けないことがあるかもしれないですが、
「こういう会社なら働いてみたい」と思わせるような
キーワード的なものを入れてみると違うでしょう。

【③働き手への安心感への配慮?】
入ってもすぐにやめてしまう…というケースは、
働き手に問題がある場合もあると思いますが、
結構、会社側にも原因があると思われることもあります。

例えば「条件通知書」の発行。

雇用した人と給料の件でトラブル。
よくよく聞いてみると、毎回、
「給料について、〇〇円支払う、と口約束した」など。

これまではそれでよかったかもしれませんが、
条件通知書という紙面でしっかり条件を伝えることだけで、
働き手は「しっかりしている」と感じると思います。

条件通知は、法律的にしなければいけませんが、
働き手が「ここで働くことは安心感がある」と
感じられるような工夫も、大切だろうと思います。

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★編集後記
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採用できない会社は、求人に全く反応がない、
というところが少なくないですが、
そんな中でも、常に応募がある会社もあります。

きっと賃金だけではなく、会社のイメージや、
働く際の安心感などが採用に影響を与えている
ように思われます。


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