雇調金の上限引上げ！

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

もしかすると、今年１番くらいのインパクトのある
出来事のひとつ、雇調金の引き上げ。
私も土日返上で（涙）、書類の確認等をしました。

先週１２日に様式を含めて雇調金の上限引上げにかかる
発表がありました。

今回発表の概要です。
厚生労働省『雇用調整助成金の受給額の上限を引き上げます』
https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000639422.pdf

・助成額上限を8,330円⇒15,000円へ
・解雇等がない場合は、10/10へ引上げ
・申請済みで休業手当を遡り見直ししなければ追加支給
・申請済みで休業手当を遡り見直しする場合、追加申請

支給決定されたものは追加支給はないだろう、
という話も聞こえていた中で、
予想以上に救済措置が取られたという印象です。

厚生労働省『雇用調整助成金』
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

様式も全体的に見直されています。
特に重要なのが様式第７、８号です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000639693.xlsx

確認できている限りでは、旧の様式による申請も
可能ということのようなので、金額に関わらない部分については、
作成済みの書類で申請をすることもよいと思います。

雇調金に関しては、これで一つの大きい山場を超えたので、
あとは「諦めずに申請する」ことが重要ですね！

【雇調金　リンク集】
雇調金制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

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★編集後記
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割とスムーズに上限引上げが実行されました。
ここからは審査側が山場のように思います(笑)。

かなり申請が緩くできるようになっていますが、
不正を許すものではないので、書類作成については、
適性を期すようにお気をつけください。

※本記事の記載内容は、公開当時の
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