社員のやる気を引き出す○○とは?

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

桜の季節が早かったとはいえ、まだ肌寒かったのが、
最近、本格的に暖かくなってきたなぁと感じます。

新型コロナが第4波ともいわれる広がりで、
また自粛モードに戻りそうですが、
季節感的に少し心は前向きになれます。

今年もいくつかの目標に向かって進んでいますが、
気づけば1/3が間もなく終わってしまうので、
日々を大切にしながら頑張っていきたいですね。

さて、本題です。

【社員のやる気を引き出す○○とは?】

前回記事と重複するような内容ではありますが、
わかっていても中々出来ない事。

それは?

部下を褒めること!

褒められれば誰だって、普通やる気がでます(笑)。
ですが、これが中々出来ないのです。

いくつか要因があると思いますが、
出来ないひとつの理由に
「自分と比べてしまう」ことがあると思います。

【自分と比べるとは?】
少なくとも部下に仕事を教えるレベルの人であれば、
その仕事について、一通り自分で出来るレベルに
達していると考えられます。

最初は手取り・足取り教えてあげることからスタートで、
その時はよいと思いますが、しばらく慣れてくると、
「そのくらいのことができないのか」と感じる場面も。

当然、単純な作業で何百回も同じことをしていて、
まったく上達がないという事であれば問題かもしれませんが、
少し応用的な仕事があった場合によく出るのではないでしょうか?

よくよく考えてみると、教える側からすれば、
「当たり前」のことかもしれませんが、部下側からすると
意外に始めてに近い仕事だったりすることもあります。

そんな感覚で仕事を見ていると、部下的に「よくできた」
と思うような仕事も、上司からすると「当たり前」で
スルーされてしまうことが結構あると思います。

それは「仕事が出来る自分目線」で見れば当たり前ですが、
部下からすると「出来てホッとした」ということも多くあるでしょう。

【チャレンジさせてうまくいったら褒める!】
これは私も部下との付き合いの中では意識的にやっていますが、
新しいことにチャレンジさせて、うまくいった場合は
「よくできていたと思います」と一声かけるようにします。

ちょっとのことかもしれませんが、この積み重ねは大きい。
特に入ったばかりの社員にとっては、不安の中でも、
自分の仕事が認められるのは、この上ない喜びでしょう。

私も当たり前のようにやった仕事が、お客様から大変感謝されると、
それは報酬以上の喜びだったりもします。

あらためて考えてみれば「仕事とは人の役に立つこと」。
部下からしても上司に褒められるということは、
「人の役に立った」と感じられることでしょう。

業種によって、直接お客様とのやりとりがある会社は、
お客様からの良いフィードバックも多くあると思いますが、
製造業、建設業などは中々お客様からの声は聞こえてきません。

そこを意識的に「お客様からこんな風に褒められた」
「うちの製品がこんな役に立っている」と伝えることは、
モチベーションアップにつながることでしょう。

「部下を褒める」というのは簡単そうで中々出来ない事。
是非、意識的にチャレンジしてみてください!

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★編集後記
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部下を伸ばす上司は「褒める」ことが得意で、
自然とうまくやっている方もいると思います。

日々のちょっとしたやりとりを変えてみるだけで、
思わぬ変化が起きたりしますので、
意識的に褒めることを進めてみて頂きたいと思います。

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