人事評価制度の勘違いとは?!

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。

台風19号で被害のあった地域および方々へ
謹んでお見舞い申し上げます。
1日も早い復旧を復旧をお祈り致します。
今後、会社も緊急事態への備えがより重要になりますね。

【人事評価制度への抵抗!?】

先日、出演したラジオでもお話しましたが、
同一労働同一賃金への対策として、弊社でも
人事評価制度へより力を入れて取り組んでいます。

評価制度に対するご相談は多くありますが、
どうしても二の足を踏んでしまっているところが多く、
意見として「働く人同士が評価することに抵抗がある」とのこと。

この「評価」ですが、同僚に点数をつけると考えるから、
おかしなことになるのかな、というのが感じるところで、
本来は「業績をよくする」等のツールであるはずです。

評価制度に対する考え方は様々だと思いますが、
弊社では「上司が部下をコーチのように育てる」
制度として、取り組んでおります。

【人事評価制度を「何のために」やるのか?】
弊社でも評価制度のご相談があった際に、
「何のためにやりますか」を会社の方と確認します。

「業績を良くするため」
「社員の成長のため」
「頑張る人をきちんと評価するため」
などなど。

そこで、実際にやりだしてみると、
「忙しいのに面談などやってられない」
「言われるから目標を立てるが、忘れている」
「現場では会社の方向性なんて気にしてられない」
などが本音ではないでしょうか?

やはり「何のために」やるのか、という、
大きな目的を忘れてしまうと、継続は難しいでしょう。

例えば「ダイエット」。
継続して続けなければ、結果が出ませんが、
やらなければ決して改善はされません。

人事評価制度も、ダイエットと同じように、
日々の中では忘れてしまいますが、
やらなければ結果が出ないものと言えるでしょう。

【評価は部下と組織の成長の為に!】
人事評価制度を何のためにやるかは、
組織によって違う可能性があると思いますが、
大きい軸に「部下や組織の成長」はあると考えられます。

評価する以上、点数などが出てくると思いますが、
それは「人間」に点数をつけるのではなく、
「会社がこうしてください」ということへの点数です。

例えば「100メートルを10秒台で走ればA、
11秒台ならB、12秒台ならC」と決まっていて、
結果を見たときに評価は決まると思います。

人事評価制度も、同じように「会社の基準」を作り、
その評価の枠に入れたときにどうかで判断します。

秒数のように、数字だけでは測れない部分もりますが、
「人間」に点数をつけるのではなく、
あくまで各社員の「行動」に点数をつけるのがポイントです。

今後、人事評価制度は少なからず必要になってきますが、
まずは制度への誤解を取り除きながら、
組織をよくするための制度導入を検討して頂きたいと思います。

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★編集後記
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実際、評価制度に対してはかなりニーズがありますが、
上記のような理由で中々導入も進みません。

しかし、きちんと評価制度を動かすことが出来れば、
何もしないより、確実に成果が出ていくものなので、
早い段階で導入を検討して頂きたいと思います。

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