R7年度 キャリアアップ助成金の変更点?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
山梨にサーカスが来ていて、偶然、観に行くことができ、
子どもと一緒に観てきました。
世界レベルの演目は、やはり「人の力の凄さ」を
生で感じられて凄いと思いました!
私も「社労士」という資格を使いながら、
プロとして仕事をしていますが、一流の人達の、
私生活から管理もきちんとする世界はやはり凄いと思います。
自分も少しでも見習って、よりプロらしい仕事を
目指していきたいと、違った刺激を受けたりもしました(笑)。
【R7年度 キャリアアップ助成金の変更点?】
先日、キャリアアップ助成金の申請をしてきたところ
「4月から制度変更がありそうなので、よく確認を
お願いします」と担当者から言われました。
制度自体は頻繁に変わっていますが、注意を促すくらいなので、
よほど変化があると思い、気になって確認しました。
令和7年度概算要求の概要(雇用環境・均等局)
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokan/dl/gaiyo-08.pdf
よく出ている「正社員化コース」に絞ってみますが、
パッと見たところ、変化は判りませんが、
かなり大きい変更をしているのが小さい文字のところ。
国の作る文書は小さい文字が重要、なんて話を聞きますが、
この内容もかなり重要です。
以下の3つに該当すれば、2期80万円支給するとのこと。
①雇入れから3年以上の有期構用労働者
②雇入れから3年未満の有期雇用労働者であって、
過去から不安定雇用が継続している者
③人開金の対象訓練を受けた者、派遣労働者、母子家庭の母等
上記から外れる場合は、1期40万円のみの支給。
今回の変更で主に使われていたと思われる、
雇用開始から半年~1年程度の正規転換は、
40万円の支給となります。
令和5年度が57万円だったので、一部の対象者については、
助成額の減額となり、ある意味、制度を縮小させる方向で
動いているようにも思われます。
4月に入れば制度そのものが変わってくるため、
4月以降に転換を予定している社員がいる場合は、
制度の内容を再確認して頂きたいと思います。
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★編集後記
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キャリアアップ助成金については、あやしい取組みの会社も
少なからずあるという印象で、ここ数年、制度自体も、
かなり細かく変更をして、段々使いづらくはなっていました。
助成金はやはり「ニーズがしっかりあるところで使う」
というのが大切だと思うので、制度に踊らされず、
「使えたら使う」というスタンスが大切かと思います。
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