自社の職場環境を対外的にアピールする方法!

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

年度頭で会議などが多い時期ですが、
今期はそれなりに会議も通常通り、
行われている感じがします。

ここに来てウクライナや中国の問題で、
また色々問題が出てきているという話。

先行き不透明感はまだ続きますが、
少しずつ良くなっていくよう、
祈るばかりです。

【社労士認証診断制度とは?】

全国社労士会連合会 社労士認証診断制度
https://www.sr-shindan.jp/

いわゆる「労務監査」という、自社の労務管理の
レベルを客観的な視点で判断する仕組みがあり、
そのひとつとして「社労士認証診断制度」があります。

自社の雇用環境改善をしたいと思った時に、
どこから手を付けたらよいかわからない、
というような会社にはとても良いと思います。

またそれを客観的に評価した結果、
要件を満たせば認証マークを得られ、
それを対外的にアピールすることもできます。

・優良な人材が集まらない
・若手の求人応募が少ない
・求人活動で同業ライバル他社
 との差別化を図りたい。
・労務コンプライアンスへの取り組みや
 「人を大切にする企業」を広くアピールしたい

認証マークの活用で、「人を大切にする企業」
「働きやすい職場」をアピールできます。

【認証の種類と取得方法は?】
認証は3段階に分かれており、取り組みのレベルにより、
認証マークの種類が変わります。

認証取得方法
https://www.sr-shindan.jp/howto/

①職場環境改善宣言企業
社労士と一緒に、「職場環境改善宣言企業」確認シートの
項目を確認していただき、職場環境改善に一層力を入れること
を宣言いたければ、全国社会保険労務士会連合会よりマークを付与し、
認証企業として掲載をします。

②経営労務診断実施企業
「職場環境改善宣言」を行なった上で、
「経営労務診断基準」に基づき所定の項目について
社労士の確認を受けた企業に全国社会保険労務士会連合会
よりマークを付与し、企業情報サイトにマーク情報を掲載します。

③経営労務診断適合企業
「職場環境改善宣言」を行なった上で、所定の項目について
社労士の確認を受け、「経営労務診断基準」に基づき必須項目の
すべてが適正と認められた企業に、全国社会保険労務士会連合会より
マークを付与し、企業情報サイトにマーク情報と各項目の調査結果を
掲載します。

【認証を活かす為に】
雇用環境の良しあしは中々自社ではわかりづらく、
経営者からも「他社はどうか?」「一般的にどうか?」
という質問はかなり多いです。

社労士会が「労務管理上、必要と思われる項目」
をまとめてありますので、まずはこの制度で、
自社の状況を確認するのは、とても意味があると思います。

健康診断などと一緒で、まずは現状を知って、
何が必要かを確認し、どこを改善するかを決め、
そこに向けて動いていくというのがよいでしょう。

人手不足時代に自社の労働環境を改善することは、
遠回りなようで、近道のひとつだと思いますので、
是非、この制度を活用しながら雇用環境改善を進めてみてください!

【令和4年5月のweb通信です】
【テーマ】「労働条件にまつわる注意点!」
令和4年5月24日(火) 14時~15時
参加費:無料

申込はこちらから↓↓
https://forms.gle/Ab6JKppms257japP6

※web通信 前回のダイジェストです。

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★編集後記
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「労務監査」というと少しハードルが上がりますが、
自社の労務管理に関する健康状態を知るという意味で、
社労士認証制度は一定の役割を果たします。

是非、軽い気持ちで取り組みながら、雇用環境改善をして、
自社の社員が働きやすい職場づくりをして頂きたいと思います。

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