業務改善助成金は令和6年度も続きます!

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

だいぶ暖かくなってきたと思ったところで、
先週末はまさかの降雪。

スタッドレスタイヤをいつ替えるか、という件について、
こんなこともあるので、4月半ばくらいまでは、
替えられないという感じです(笑)。

最近、春と秋がない季節感が続いていますが、
今年もここから一気に暑くなりそうです。

【業務改善助成金は令和6年度も続きます!】
厚生労働省 業務改善助成金
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html

前回記事でも令和6年度は継続的な賃上げの流れが
止まらないだろうという流れについて触れました。

早々に、令和6年度も「業務改善助成金」は
継続することが見込まれています
(予算が通る前提になっているはずです)。

令和6年度は一部変更があるということで、
そのことについても案内が出てきています。

令和6年度業務改善助成金の一部変更のお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001224176.pdf

今回は、年度による変更点の前に、大前提として、
大きい流れの勘違いが多い気がしていますので、
まずは基本的な内容のおさらいをしておきたいと思います。

助成金申請の基本的な流れは下図のとおり。

現場で質問がある「勘違い的内容」です。
・賃上げをすれば助成対象となる
・買ったものに対して補助をしてくれる

どちらも正しいんですが「手順」が大切です。

業務改善助成金の大前提として、
国に「交付申請」という「計画書」のようなものを提出し、
「交付決定」として認められる可能性が必要です。

また、この交付申請を行う前に発注や購入したものは
助成の対象外となってしまいますので、少なくとも
交付申請を国に行ってから着手することが大切です。

助成については基本的には下図のとおり。

あわせて賃上げと人数の考え方は下図のとおり。

本助成金を申請しようとするときに、交付申請の前段階で
「いくらくらいのものを導入するか」「何人をどのように賃上げするか」
という2点をまず検討・確定させる必要があります。

その段階で「いくらの助成を受けることが出来得るのか」
ということがはっきりしますので、そこから着手をはじめます。
また県によっては交付申請前から窓口に相談するのがよいでしょう。

業務改善助成金申請書等提出先(連絡先)一覧
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001149445.pdf

どちらにしても賃上げをしないといけないという会社は、
相当数あると思われますので、積極的に活用して、
業務改善を進めていくということをご検討ください。

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★編集後記
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業務改善助成金に限らず、割と「手順」を誤り、
助成金を受けられなかったという会社は多くあり、
弊社でもその点だけは細かく確認して進めます。

せっかく当てはまるというケースの場合、
確実に助成を受けられるように進めるのが大切ですので、
申請に不安があれば、一度ご相談頂ければと思います。

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