働き方改革に関する研修講師を務めました!
おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。
周りでもインフルエンザの話が後を絶たず、
かなり動き回っている私ですが、幸運にも、
未だかかっていませんが、油断していると…。
今回は静岡県富士宮市の有限会社エージェントうさみ様
主催のセミナーでの登壇となりました。
参加者は主に経営者の方達でした。
約1時間のお話でしたが、関心が高い話で、
参加されている方は非常に真剣にお話を聞いて頂き、
終わってからは質問も複数出てきていました。
一番のポイントは、やはり参加者に理解して頂くことで、
その点については、毎回ひやひやしていますが(笑)、
今回も「わかりやくてよかったです」という声がありホッとしました。
やはりこの4月から始まる「年休の消化義務」について、
管理部分や、年休取得の方法について悩む会社が多く、
この部分は特効薬がない中で、どうアドバイスしていくかが、
社労士としての腕の見せ所?になりそうです。
【労働時間関係は複雑に…】
今回の法改正の中で、「時間外労働の上限規制」
つまり、残業や休日出勤をさせる場合にも、
法的に上限が明確にされました。
具体的には、いわゆる残業時間について、
「1か月45時間、年360時間」
を超えて働かせてはいけないこととなりました。
また上記の時間と別に休日労働させることはできますが、
休日労働を含めても、月100時間以内にしなければならない、
複数月で月80時間以内にしなければならない…などなど。
実務的には、制度を知っているのと同時に、
こうした管理を個々の社員でしなければならない為、
非常に煩雑な作業を求められることになります。
【社員向けの研修も行っております!】
これらを守らないと、罰則の対象となり得る為、
会社の「時間を減らせ」という掛け声だけでなく、
社員にも一定の理解をして頂く必要は出来ています。
最低でも、現場で指示をするレベルの人は、
今回の法改正の大枠は理解しておく必要があり、
資料を渡すだけなどでは、あまり理解も進みません。
弊社では、既に複数社を対象に、
社員向けの研修会も行っております。
管理職向け、一般社員向け等、
柔軟に対応致しますので、
御要望がございましたら、お気軽に御連絡下さい。
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★編集後記
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労働時間関係の説明をしていると、
割増賃金の問題、時間管理の問題など、
結構いろいろに悩み事が出て来ます。
労働時間関係に関して、中小企業は来年4月からですが、
早期に対策を打ちながら、大きく問題となる部分は、
早めに解消していって頂きたいと思います。