令和3年度の各種保険料は!?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
「姿勢が悪い」とよく言われ、
やはり肩や首が痛むことがあり、
それ用のストレッチを始めました。
何度かこの手のものをやっていますが、
落ち着いてくると止めてしまって、
再発することの繰り返し。
労務管理も一緒ですが、ちょっと気を抜くと、
先祖返りのような状態になってしまうので、
これをどう定着させるか、ですね。
さて、本題です。
【令和3年度の保険料率関係の確認!】
この時期は例年、各種保険料の変更がありますが、
特に労務管理上、大切な二つの保険料を確認します。
①雇用保険料率
厚生労働省『令和3年度の雇用保険料率について』
https://www.mhlw.go.jp/content/000739455.pdf
雇用調整助成金などで大きな財政支出があり、
財政がかなり厳しいという報道がありましたので、
来年度は引上げ予想もありましたが据え置きでした。
令和3年度も、新型コロナウイルスの影響が
どうなるか見通しが立たないですが、ワクチンが功を奏せば、
少し状況が変わるかもしれないですね。
ついでに雇用調整助成金の近況もリンクを貼ります。
厚生労働省『雇用調整助成金
(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)』
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
②健康保険料率(協会けんぽ)
協会けんぽ『令和3年度保険料額表(令和3年3月分から)』
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r03/r3ryougakuhyou3gatukara/
健康保険料率は各県で料率が異なりますので、
詳しくは各県の標準報酬月額表にてご確認ください。
山梨近県の状況です。
山梨県 9.81% → 9.79%(0.02%下げ)
静岡県 9.73% → 9.72%(0.01%下げ)
東京都 9.87% → 9.84%(0.03%下げ)
保険料は各県の3つの取り組みが影響します。
①健康診断・保健指導を受けていただくこと、
②企業を挙げて健康づくりに取り組んでいただくこと(健康宣言)
③ジェネリック医薬品の使用促進を始めとする上手な医療のかかり方
※詳しくはこちら※
協会けんぽ『令和3年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます』
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r3/20205/
会社によって、天引きのタイミングが違っていたりしますので、
不安な場合はご相談頂ければと思います。
【3月のweb通信です!】
テーマ:『法的ポイントを押さえた賃金決定法!』
詳細・お申し込みはこちら↓
https://forms.gle/8CY3zpLSb1wcvAr19
令和3年3月16日(火) 14時~15時
参加費:無料
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★編集後記
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この時期、弊社でも保険料率の案内をしますが、
結構大変な作業です。
保険料の計算はやり直すと結構大変なので、
適切な時期に適切な変更をお願いします。
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