ニューファーマー育成スクールに登壇しました!

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

今年の12月は忘年会がほとんどない中、
割と「zoomを使った懇親会」をやる予定が
多くなりました。

昨年の今頃なら「何言ってんの~」の世界でしたが、
案外、人の常識って変わりやすいものですね(笑)。

さて、本題です。

【ニューファーマー育成スクールとは?】

「将来を見据えた農業経営の高度化」
をテーマに全12回のスクール形式で
実施している事業です。

JAバンク山梨 ニューファーマー育成スクール2020年度受講者募集
http://www.jabank-yamanashi.or.jp/agriculture/seminar/school/2009_01.php

最終的には「受講生自らが「経営計画プラン」
を作ることをゴールとして、財務、労務、
事業にかかる色々な内容の研修を行います。

今回5回目ということですが、
私は昨年度開催の3回目から講師として
登壇をさせて頂いています。

こちらの研修、出来るだけワークをする、
参加者同士で意見交換をする、というような
「実践型の研修」というところが特徴です。

【雇用管理と人材育成】

1回の研修が4時間とボリュームあるのですが、
やはり労務管理をゼロから話そうとすると、
時間的にはかなり収めるのが大変です。

更にワークを取り入れることを考えれば、
講義の部分は半分程度にしています。

今回、特に中小零細企業が苦手とする
「労働条件の通知」と「給与計算」について、
実務と同じように取り組んで頂きました。

【条件通知の作成と労働時間など】

個人的には労働条件通知が作成できていれば、
労務管理の大きなハードルのひとつは、
クリアできていると考えています。

それだけ、条件通知書の中には、
雇用に関する決め事が入っていて、
一度整備しても、継続が中々難しいです。

条件通知を書くためには、それなりに雇用のルール
を知る必要があり、条件通知を作成できる、
最低限の講義を行いました。

また給与計算をするにあたって、
これも中小零細(大きいところも苦手?)な
労働時間と割増賃金の計算を行いました。

労働時間は特に「時間外労働(残業)」の計算が
正しくできている会社の方が少ないと思われるくらい、
初歩の部分からかなり難しいです。

今回は仮のタイムカードを基に、
実際に割増賃金の計算もしてもらい、
最終的に給与明細も作成してもらいました。

中々、直接教わることがない部分なので、
今後の参加者の皆様の雇用管理等に、
活用されると嬉しいなぁと思います。

【12月のweb通信です!】
テーマ:『御社は大丈夫!?チェックしたい 就業規則のポイント!』
詳細・お申し込みはこちら↓
https://forms.gle/hkjnFTsBEgV4qDzt7

令和2年12月17日(木) 14時~15時
参加費:無料

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★編集後記
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条件通知の書き方などは会社ごとでも異なりますが、
基本については、一度どこかでセミナーをやってみたいと
改めて感じています。

来年のどこかのweb通信にて、ご期待ください(笑)。

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