クラウド型勤怠管理システムのススメ!

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

年度の切り替え時期は協定関係の更新や、
新規雇用関係の相談などが多くあり、
その絡みで労働条件の変更なども割とあります。

労務分野においては、基本的な制度設計が出来ていると
あまり大きな問題にはなりづらいので、
こういう仕事は非常に力が入ります!!

【勤怠管理はしっかりできている??】

皆さんの会社は労働時間の管理をどのように
されているでしょうか?

実は今でも割と多い「手書きの日報」。
これは2019年4月から「労働時間の状況」の客観的な
方法での把握が義務付けられ、原則的にはNGとなっています。

「労働時間の状況の把握」とは、労働者が「いかなる時間帯に、
どの程度の時間、労務をし得る状態にあったか」を把握する、
ということを言っています。

表現が非常に難しいですが(笑)、手書きの記録などでは、
記録をいかようにでも出来てしまうという観点から、
打刻などのシステムで「客観的に」記録を残す必要があります。

また労働時間の把握は会社側の義務となりますので、
会社が時間把握をしないことは、違法状態を招くこととなります。

【クラウド型勤怠管理システムのススメ】
現段階で、手書きベースの管理をしているところには、
クラウド型の勤怠システムをオススメしています。

メリット・デメリットがあると思いますが、
メリットの方を強調してみましょう。

・初期費用が安い(ソフトによるかもしれないですが、
 使用した分だけ課金というのが多いと思います)
・打刻した場所によらず、勤怠データの管理が出来る
・打刻方法によりますが、基本的に通信が出来る状況なら
 打刻はどこでも可能(GPSで打刻場所の確認も出来る場合あり)
・クラウドデータでの管理なので、データの紛失は起きづらい
・初期設定、適正な打刻ができていれば、時間集計は、
 ほとんど手間が生じない

打刻場所が複数ある場合や、時間集計に苦労している会社は、
おそらく導入するメリットの方が高いと考えられます。

【弊社では…】
弊社はKING OF TIMEというシステムを使っています。
https://www.kingtime.jp/

経緯として、2019年当時、うちも手書き+出退勤連絡という
割と原始的な方法で勤怠管理を行っていましたが、
法律が変わった為、対応が必要になったのがきっかけでした。

当時、複数の勤怠管理システムを試したりしましたが、
弊社顧客が使っていたり、ネット上の評判がよかったことが、
導入のきっかけとなりました。

こちらは打刻システムの購入などがなければ、
基本的に1人打刻について300円/月です。
その為、社員数の増減だけが金額に影響します。

今、弊社顧客にはこちらのシステム導入を進めており、
弊社自体も使っている為、導入のサポートもしています
(同社のサポートもしっかりしています)。

勤怠ソフトで悩んでいるというお客様は、
是非お気軽にご連絡を頂ければと思います。
初回相談は無料にてご対応致します!

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★編集後記
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費用がかかることではありますが、手書きで時間管理を
しているような会社であれば、こういったシステム導入で、
手間が減ることは確実です。

今後は中小企業において、いかに「人間がやらないでいい作業」を
社員から取り除いていくのか、というのは重要な視点だと思います。

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