R7年度 保険料の改定

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

色々な役をやっていると3月という節目は、
割と色々あって大変です。

当然、生活の中でも年度末という節目で、
リズムが変わる部分も多くありあります。

2月は、花粉症の影響?でかなり体調を崩したので、
3月はそうしたことのないようにまずは健康で
乗り切りたいと思っています。

【R7年度 保険料の改定】
この時期、定例的に変更となる保険料です。

■健康保険料(介護保険料)
協会けんぽ 令和7年度保険料額表(令和7年3月分から)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3150/r07/r7ryougakuhyou3gatukara/

健康保険料の改定になります。
健康保険料は各県で保険料が異なりますので、
ご注意ください。

令和7年度都道府県単位保険料率
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r07/250214/

山梨県 9.89%(R6 9.94%から下げ)
静岡県 9.80%(R6 9.85%から下げ)

協会けんぽ 令和7年度保険料率に関する論点について
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/direction/dai133kai/2024122303.pdf

保険料決定に関する議論を見ていると、
医療費が増えていくという中で、保険料を
どう負担するかが非常に難しいと指摘しています。

特に、中小企業においては、経営的に非常に厳しく、
保険料負担を何とかしてほしいという要望に、
どう対処していくかが課題と言えそうです。

■雇用保険料
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-hellowork/content/contents/002144970.pdf

・失業等給付等の保険料率は、労働者負担・事業主負担
ともに5.5/1,000に変更になります。
(農林水産・清酒製造の事業及び建設の事業は
6.5/1,000に変更になります。)

・雇用保険二事業の保険料率(事業主のみ負担)は、
引き続き3.5/1,000です。
(建設の事業は4.5/1,000です。)

厚生労働省 (雇用保険)財政運営について
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001359918.pdf

現状、雇用保険料を下げるだけの余裕があるということですが、
見通しが悪いということで慎重に料率を決定しているようです。

令和10年から制度が大幅に変更となり、週10時間労働
(今の基準の半分)で雇用保険が適用されることなど、
こちらも制度変更の影響などを見ながら動いていくように思われます。

☆メルマガはこちらから登録をお願いします!
https://m2-v2.mgzn.jp/sys/reg.php?cid=F312772

—————————————————
★編集後記
—————————————————
中小企業の現実を見ていると「保険料はとにかく下げて」
というのが多くの声だろうと思います。

財政運営とのバランスは難しいところだと思いますが、
中小企業の経営が圧迫され過ぎないレベル感で
進んでいってほしいと願うところです。

《人事制度構築士 ブログ(人事評価・賃金制度)》
https://sr-shain.com/jinji_blog/

《フォロー等大歓迎です!》
YOUTUBE https://www.youtube.com/@user-sr3mk5wq6y
LINE  @sr-shain
facebook https://www.facebook.com/nakamura.sr
X(twitter) @sr_shain

※本記事の記載内容は、公開当時の法令・情報等に基づいています。

≪免責事項≫
本ウェブサイトに掲載する情報には充分に注意を
払っていますが、その内容について保証するもの
ではありません。本ウェブサイトの使用ならびに
閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。