御社の就業規則、大丈夫ですか?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
今年はなんだかとても早かったな~、
と改めて感じていますが、結局、
新型コロナで色々変化させたからだと思います。
今冬はさらに移動のリスクが高まるので、
これまでもzoomの打ち合わせなどを進めていますが、
より多くの打ち合わせをそうしようと思います。
変化への対応!!
さて、本題です。
【御社の就業規則、大丈夫ですか?】
結構ちょくちょく出てくるこのテーマ(笑)。
しかし、この話をするとまず確認するのが
「御社の規則は実態とあっていますか?」。
よく(?)「就業規則を一番守らないのは社長」、
なんて冗談で言ったりもしますが、
半分笑えない話でもなかったりします。
というのも、就業規則に書かれていることは、
「社員との契約内容」になってしまうので、
出来ないことを書いたりすれば大きな問題。
労務管理上、就業規則を確認してみると、
「こんなこと書いてあったんだ」という会社は、
相当多いのが実態だったりもします。
なので、まずは「規則と実態があっているか」
の確認は必須になります。
【その上で「規則は大丈夫ですか?」】
上記の内容にも近かったりしますが、
よく「うちは規則があるので大丈夫」と言われ、
最後の更新日をみると30年くらい前だったり。。。
その当時と就業環境などが全く変わっていない、
というケースもあるかもしれませんが、
相当に稀でしょう。
少なくとも、定年制度などは法改正があるので、
その部分は変更が必要になっているはずです
(うちの定年を知らない、という会社も多いですが)。
そして、法改正よりも「服務規律」、つまり
「企業秩序維持の為に社員に守ってもらうルール」は
時代に合わせた変化が必要になってきています。
例えば数年前から実務的に必要と言われる
「SNS」関係のルール作り。
社員が、軽い気持ちで会社の内情などをSNSに書いてしまい、
それが大変な社会問題になった、ということは、
実際に多くの会社で頭を悩ませている部分です。
これを完全に防ぐことができないまでも、
「SNS上に業務に関する内容を投稿してはならない」
などのルール作りは、もはや必須になっているでしょう。
【他社の規則の転用】
最も危険と考えられる就業規則の作成方法のひとつが
「他社の規則の名前だけ自社に入れ替える」というもの。
これも少なからず多くあるでしょう。
昨今では、前にいた会社の規則を持ってきて、
自社の実態に全くあっていない規則を取り入れること
(前の会社の規則を持ってこれる部分も問題ですが。。。)。
またよくある規定例などを、全く内容を見ずに、
そのまま自社の規則として、身の丈に全く合わない、
内容を規則化していたり(休暇の日数が異常に多いなど)。
ここまで読んで頂ければ、規則を適正に管理するというのは、
それなりに大変だということも判って頂けたのではないでしょうか?
今回、すべての内容をカバーするにはいたりませんが、
直近のところで気を付けたい、規則の内容を、
無料のweb通信でご紹介したいと思います。
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★編集後記
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就業規則の作成は、本当に奥が深く、
やりだすと、あれもこれもと、
結構キリがない世界だったりもします。
しかし「ここだけは押さえたい」という部分は
少なからずありますので、そういった部分を、
お伝えしていきたいと思っています。
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