働き方改革は中小企業を救う!?

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。

最近、メルマガ的なものを始めました。
登録できる体制を整えていますので、
準備が出来たところで、またお知らせしたいと思います。

【中小企業の悩み事?】

今、弊社が関与しているところの多くも、
「人手不足」に悩んでおり、それでも入った人が
大量に辞めるという状況は避けられていると思っています。

そんな中、社内人事の悩み事で、
「優秀なパートタイマーの待遇をどうしていけば?」
という相談が増えているところです。

そこで、待ってましたとばかりに(笑)、
「それこそが働き方改革の狙っているところです」
という話をさせて頂きます。

【御社の賃金決定は何が根拠に??】
「同一労働同一賃金」という法律がこれから始まります。
難しい言葉ですが、簡単にいえば、
「仕事の質に応じて、同じ賃金を払いましょう』です。

今は、正社員、パートタイマー、嘱託社員など、
その「社員区分」に応じた賃金決定をする、
というのが日本国内の主流ではないでしょうか?

皆さんも考えてみて下さい。
正社員の給料の決定方法は?
パートタイマーの給料の決定方法は?

おそらく多くの会社が…
『正社員は(地域の)業界標準』
『パートタイマーは地域の求職水準』

結局、「仕事の質」はあまり関係なく、
『業界』や『地域の求人水準』で決めている、
そんな感じではないでしょうか?

【同一労働同一賃金へ。】
厚生労働省
『同一労働同一賃金 | 働き方改革支援のご案内 』

私自身も「正社員は月給制」「パートタイマーは時給制」
という考えが少なからずあります。。。

しかし!

やはり社内で能力を発揮し、貢献してくれる社員を
積極的に評価していくことこそが、今後、法的に求められる
「働き方改革」の一環と言えるでしょう。

そして、その為には、私達自身の考え方を、
多少改めていく必要があると思います。

また考え方を改めるだけでなく、社内制度自体を、
その考えに合わせた形にしていく必要が求められます。

弊社も雇用区分の整理、社内制度の整備を
各社と一緒に考えて取り組んでいますので、
「何からやればよいか…」という会社様は、
お気軽に御連絡を頂ければと思います!

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★編集後記
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最近、中小零細と呼ばれる会社でも、
労働者からの賃金に対する不平不満に関する
相談が増えていることを実感しています。

法的にも「非正規雇用者から賃金差の説明」
を求められることが起こってきますので、
会社の規模にかかわらず対策が必要です。

※本記事の記載内容は、公開当時の
 法令・情報等に基づいています。

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