出来る上司の○○とは?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
毎回こんな感じのことを言っていますが、
今年も早くも1月が過ぎ去りました(汗)。
ワークライフバランス、ではないですが、
小さな家族がいると、意外と家の中でも
やりたいことができないものです。
元々、同一労働同一賃金も子育・介護などで、
不本意に非正規にならざる人達の救済が目的ですが、
自分がその立場になると、大変さがよくわかります。
子育てのお母さんがいかに大変か、
子育てを一緒にすることで、
この機会にしっかり体験したいと思います。
さて、本題です。
【部下への「質問」の仕方は??】
前回の記事で、部下とのコミュニケーションの中で、
「部下の話を意外と聞いていない(傾聴)」について
触れてみました。
今回は部下から「言葉を引き出す」質問について、
考えてみたいと思います。
普段、部下に対しての「質問」で意識されていることは
ありますでしょうか?
これもちょっとしたコツでだいぶ変わると思います。
【基本的な質問のパターン?】
押さえておきたいのが2つのパターン。
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン。
カタカナが並ぶと難しそうに見えますね(笑)。
ポイントは「はい」「いいえ」で答えられるか、
そうでないか。
●クローズドクエスチョン
「はい」「いいえ」で答えられる質問。
<例>○○は出来ますか?○○が課題です。
●オープンクエスチョン
「はい」「いいえ」で答えられない質問。
<例>どうすればよいと思いますか?何が課題ですか?
部下の言葉を引き出す、という意味で使いたいのが
オープンクエスチョンです。
気を付けたいのが「コミュニケーションをとっている」
と言いながら、クローズドクエスチョンばかりのケース。
結局「上司がしゃべっているだけ」の可能性があります。
【一歩進んだ質問の仕方は?】
●未来質問:「なぜそうした?」など過去を聞くのではなく、
未来志向で聞く
<例>次はどうしようと思う?
過去の事実を反省し、次に活かすのは大切なことですが、
必要以上に過去を掘り下げても、過去は変わりません。
やはり前向きな視点で取り組む方がよいので、
出来るだけ「未来志向の質問」をしながら、
どうやって前進するかを積極的に話合いたいものです。
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★編集後記
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出来る上司?は、実は自然と部下の言葉を
引き出すことをやっていると言われます。
部下の能力を引き出すことが上司の一つの仕事。
是非、部下とのコミュニケーションにおける
質問についても確認をなさってみてください。
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