マイナンバー始動で変わったこととは?
おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。
山梨も急な気温の上昇があり、
今後は一気に夏化が進むとか?
少し早いようですが、熱中症には御注意を。
【マイナンバーが始動しています】
日本年金機構
『日本年金機構におけるマイナンバーの利用について』
https://www.nenkin.go.jp/mynumber/kikoumynumber/1224.html
話題としては昨年の今頃ですが、
社会保険の様式が変わると同時に、
マイナンバーの記入が原則必要となりました。
それに伴い、上記URLにもあるように、
氏名変更や住所変更の手続きは原則不要となっています。
【実務上の注意点とは?】
弊社でもこうした手続きの代行があった為、
最近は上記のように自動で行われるという事で、
特に手続はしておりませんでした。
しかし、最近「保険証が届かない」という話が多く、
年金事務所に確認をしてみると、
市町村での変更データを受け取るタイミングが悪いと、
1~2カ月処理に掛ることがあるということ。
保険証の有無で、医療機関の負担も、
一時的にとはいえ、大きく変わる為、
ここは注意が必要になります。
【急ぎの場合は、住所氏名変更の手続きを】
更に年金事務所でも、上記のような状況の回避には、
「これまで通りの手続きをしてもらうのが間違いない」
という状況のようです。
定期的に医療機関に通う事が必要な場合など、
手続が必要ないと放っておくと、
上記のような事が起こり得ます。
急ぎかどうかを社員本人にも確認しながら、
保険証が来ない事での無駄なやりとりが生じないよう、
必要であれば、手続きを取るようにして頂きたいと思います。
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★編集後記
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また機を見て書いてみたいと思いますが、
最近、社会保険関係、中でも扶養に関する手続きは、
求められる内容がかなり複雑なケースが多いです。
マイナンバーが原因となっている気もしており、
手続が簡素化が目的であるはずなのに、
このあたりは少し本末転倒になりつつあるように感じます。