社内ルールを守らないのは実は○○?

おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。

労働保険の年度更新、社会保険の算定基礎届と、
社労士界の一大ピークがやってきており、
通常業務とのやりくりが相当きついです。。。

【こんなルール、あったっけ?】

 

 

 

 

 

 

 

 

会社の方から「この場合はどうなりますか?」
という質問があった場合に、社内ルールなら、
就業規則関係の確認をしてみます。

会社で折角お金を払って、作ったもの。
そういう時にこそ、役立つはずです。

規則を作って、数年経った時に、
賃金台帳などを見てみると、
知らない手当が沢山あったり(笑)。

どこで間違ってしまったのでしょう??

【実は「社長」が一番規則を知らない?】
社労士の立場で、規則の作成に当たって、
特に重要な項目などは必ず一緒に確認をします。

規則を作るにあたり、実務担当者がいなければ、
社長と一緒に詰めていきます。

例えば、上記の手当についても、
どういった人に、どういう風に払うか、
かなり細かく決定をします。

それが、知らない間に知らない手当が増えていて、
その指示者が規則を一緒に作った社長だったりします

【顧問契約することの意義?】
こういう時に、普段からお忙しい社長が、
いちいち規則の確認などしていられない、
というのが本当のところだと思います

おそらく私達のような専門家でも、
専門外の社内ルールであれば、
同じような事が起きると思います。

ここで、社労士と顧問契約していれば、
「まずは規則を確認してみましょう」
「実態と合っていませんね」という話になります。

こういうことを繰り返すことで、
規則=ルールということの認識が
深まっていくのだと思います

就業規則は、いざという時に非常に重要なもので、
そこに書かれている一文で、トラブル等の結果が
大きく変わることも十分に起こり得ます。

是非、会社の中で「規則はどうなっているか」
という意識を持っていって頂きたいと思います。
その為に、社労士との顧問契約は非常に有用です(笑)!

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★編集後記
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日本は、普段から書類での決め事が苦手?で、
中小企業はその傾向が非常に強いです。

以前の記事でも書いていますが、今後、
書面や記録に残すことは避けて通れないので、
前向きに取り組んで頂きたいと思います。

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