離職させない為、社員の「○○感」は大事!
おはようございます、山梨県南巨摩郡身延町の
社会保険労務士法人シャインの代表社員、中村です。
今日は某所の研修にWEBで参加。
最近、仕事上でもWEB上での打合せがありますが、
いよいよ場所を選ばない仕事になりつつあるようです。
【人間の心理は変わらない?】
今日はちょっと根拠に欠ける話ですが、
経験を元にすると割とそうなりそうな。。。
よく「歴史は繰り返す」と言いますが、
歴史の中で学ばされることが多いのは、
時代が変わっても人間の基本が変わらないこと。
特に「感情」「考え方」というものは、
日本でいえば奈良時代であろうが、
戦国時代であろうが、結構似ているようです。
今、自分の子供を育てるにあたり、
「安心感」がないと育つことについて、
すごく問題があると考えています。
実は、働いている人も、大人であったとしても、
この「安心感」がない職場に、
居続けるのは難しいのではと思っています。
【失敗の場が認められているか?】
ある求人のコンサルティングを専門とする方が、
こんな事を言っていました。
「ここ2~3年で、日本でお金で潰れるのではなく、
人手不足で潰れる会社が出て来た。
これは二度と戻らない流れだ」
人手不足は言葉の上だけでなく、
社会的な一つの問題になっているというのが、
現場の声だと考えられます。
そして「入ってもすぐ辞めてしまう」
という問題も非常に多く聞く声です。
中小企業のひとつの問題は「教育」が苦手なことです。
おそらく、中小企業で人が定着しないことの理由に、
仕事をさせるにあたり「安心感」がないことが、
大きい理由だと考えています。
部下が失敗できる環境が、大企業は準備されていますが、
中小企業でそれが出来ている会社は、
かなり限定的になっていると考えています。
そこで社員の心理を考えた時に…。
「安心」して働ける環境になっているでしょうか?
【「何かあった時」の対応は?】
社員教育の方法も色々あると思いますが、
原則「褒める」方がいいということを、
この書籍で紹介されていました。
皆様も、自分の職場で働くにあたり、
「すぐ自分のせいにされる」という職場は、
安心感がないと感じませんか?
育児と一緒にするのは語弊があるかもしれませんが、
働いている人が、失敗に恐れる職場は、
かなり厳しい職場であると言えると思います。
私もそうですが(笑)、怒られて、
いい気分の人はいません。
会社(上司)が、「失敗の責任は取るから、
こういうことをやりなさい」とやれる職場でないと、
これからの人手不足を乗り切ることはかなり厳しい。
法的な環境を整えることは当然ですが、
働くのは「人」であるという事を考えた、
一歩進んだ労務管理が、今後は重要になるでしょう。
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★編集後記
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最近、社労士の活躍するフィールドが、
「労務管理」から「賃金制度」「評価制度」
「採用」といった分野で求められています。
弊社も強みの「労働法」に絡めて、
上記のような分野での取組みを進めており、
より中小企業でのお役立ちをしていきたいところです。
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