雇調金で「再度注意」していきたいポイントとは!?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
雇用調整助成金、上限額引き上げで、
弊社も申請に対して動きを変えています。
今回は、そんな中で見えてきた「ポイント」です。
【もう一度確認したい「支給額」について】
弊社のお客様で、申請準備を進めていたところ、
ハローワークで「簡易版」をすすめられたそうです。
このブログでも「簡易版は支給額に注意」
とお伝えをしてきています。
雇用調整助成金【5月20日版】
今回もサッと支給額を「前年度平均賃金」で試算すると、
1人当たりの支給額が最大で10万円も違ってきました。
「簡易版」というだけあって、申請は簡単ですが、
支給される額に大きい違いがあることにご注意下さい。
【社員のモチベーション管理は大丈夫!?】
各社様、雇調金を使う=休業するということで、
「出勤する日数、時間がかなり減る」のが現実です。
何か、こんな感じが続くので、私自身、
なんとなく気合が入らないというか、
リズムが中途半端というか…。
複数の会社様で聞こえてくるのが、
「社内になんとなくダラダラ感がある」、
「仕事のメリハリがつけられない」。
いいか悪いかは一旦置いておいて、
週40時間程度働く、というリズムから、
変わったリズムに慣れないのでしょう。
これは「在宅ワーク」も同様で、
自宅で会社と同じような仕事をするのは、
中々難しいように思います。
地方では、まだまだ在宅ワークは少ないですが、
都市圏から徐々に「新しい働き方」も
広がってくることでしょう。
新型コロナウイルス感染も、
はっきり「大丈夫」というにはまだ
もう少し時間もかかりそう。
そんな中で、中小零細事業所レベルでも、
「新しい働き方」への対応が、必要になってくる
ことを見据える必要があると考えます。
【雇調金 リンク集】
雇調金制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
雇調金 様式集
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyouchouseijoseikin_20200410_forms.html
支払方法・受取人住所届(共通様式)
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000614311.xls
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★編集後記
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業種による明暗ではないですが、
目の前を凌ぐことに精一杯の会社と、
新しいステップに進もうとする会社。
今「将来をどう見ているか」が、
5年後、10年後のアフターコロナ?において、
ものすごい差になっていく気がしています。
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