気を付けたい「中小企業 労務管理あるある」!
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
3連休でしたが、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?
近場では中部横断道開通もあり、早速この影響も出てて、
中部地域からの来県も多かったと報道には出ていました。
新型コロナのワクチンもまた展開が変わってくるようで、
年内はまだまだ新型コロナ対策中心の生活様式となりそうです。
【中小企業の労務管理あるある?】
労働環境チェック10項目を作ってみました。
自社の労働環境チェックをしてみてください。
いかがでしょうか?
○の数が…
1~4 即改善してください!
5~8 あと一歩、改善を進めてください!
9~10 基本事項はしっかりクリアできています!
多少○の数はゆるめの評定としましたが、
基本的にはこれ全て出来ていないと、
「初歩的な」トラブルが起きやすくなります。
【例えば「36協定」】
時間外、休日労働をさせる為に必要な36協定。
これは労働基準法36条に規定されている為、
「36協定」と呼ばれています。
呼び名はともかく、36協定は労務管理上とても重要で、
この協定の作成と所轄労働基準監督署への届出がないと、
1週40時間・1日8時間、または週1日も休みがない場合、
即違法となります。
よくある会話として、、、
シャイン「36協定ご存じですか?」
会社 「知ってます、知ってます!」
シャイン「では届出の控を拝見したいのですが?」
会社 「あれって10人以上になったら出すんでしょ」
割とこの手のやり取りは多いです。
やっている会社からすれば、「やばいよ、それ」です。
(実際、そういう発言を社長同士でしているのも見ています)。
【まずはこの10個をクリア!】
労使トラブルがあるかないかはともかく、
やはりこのチェック10をクリアしていないと、
人の定着にも問題が起きると思います。
何十年も同じ社員の方だけ、という会社は
大丈夫かもしれませんが、これから社員を増やす、
という場面で必ず苦労します。
またこれらをきちんとやろうとすると、
今まで見えなかった問題も色々出てきます。
給料を変更したりする作業が連動することが多いので、
やはり早くとも半年~1年くらいかけて直しながら、
定着させていく会社が多い印象です。
しかし、これから益々人手不足も厳しくなり、
働き手が会社を見る目が厳しくなることも考えると、
やはりこのレベルのことはクリアしていく必要があります。
出来ていない場合は、まず1つでもよいのでクリアし、
労働環境の改善を進めて頂きたいと思います。
お困りであれば、是非シャインにお気軽にご相談ください。
1時間までは1回に限り、無料相談対をしております。
【令和3年10月のweb通信です】
【テーマ】『知っておきたい 労使トラブル初動対応!』
令和3年10月19日(火) 14時~15時
参加費:無料
申込みはこちらから↓
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前回のweb通信のダイジェストです。
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★編集後記
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今年もかなり多くのお問合せ、新規対応がありますが、
ほとんどが今回の「チェックリスト」の問題がきっかけで
相談に繋がってきている感じがします。
こうしたことをクリアして、はじめて「よりよい環境づくり」
に繋がっていくと感じます。
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