睡眠不足と生産性!?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
(多分子供から受けた)鼻かぜが治りません。
病院にも行っていますが、中々、すっきりせず、
花粉症と相まって、不調です。
話をする機会が多くあるので、
鼻づまりだと、喋りづらいのも、聞きづらいのもあり、
早めに治ってほしいと生活も気にしています。
【睡眠の大切さ…】
社労士の仕事としては直接関係ないですが、
最近読んでいる本が衝撃的でしたので、
今回2冊をご紹介します。
※タイトルを押すとアマゾンのサイトに飛びます。
① スマホ脳
両方とも言っていることは「睡眠はとても大切」!
過去、睡眠に関する本も何冊か読んでいましたが、
おそらくその頃から研究が進み、内容が全く違っています。
例えば、①の中で触れられているのは、
「スマホは中毒性があり、そのせいで睡眠が削られ
睡眠不足がメンタル不調を引き起こしている」
②は「睡眠を取らないことで脳が劣化する」
「睡眠は脳が適正に働く為に必要なもの」
というようなことを言っています。
【長時間労働と勤務間インターバル】
今、国は長時間労働を厳しくみていて、
それは当然「過労死」を防ぐためですが、
過労死をするひとつの要因が「睡眠不足」です。
その為、欧米で進んでいると言われる
「勤務間インターバル」が努力義務となっています。
厚生労働省 勤務間インターバル制度
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/index.html
「勤務間インターバル」の制度の趣旨は、
勤務終了後、一定時間以上の「休息時間」を設けることで、
働く人の生活時間や睡眠時間を確保するもの、となります。
「健康の為に睡眠時間が必要」という理屈は、
感覚的にわかるのですが、科学的に見ても、
睡眠がいかに重要かを理解できました。
寝不足による「睡眠負債」も軽く見ていましたが、
これらの本を読むと、それがいかに健康にとって害となるか、
痛感することになります。
【朝型、夜型は実際にある!?】
②の本によれば、朝型、夜型というのは、
脳の構造上、はっきりと存在するらしいのです。
解説によると、まだ自然の中で生きていた時代、
見張りをする為に、一定のグループは朝型になり、
朝型グループを守る夜型のグループもいた、とのこと。
脳の構造は遺伝によるものも大きいようで、
例えば朝型のグループを祖先に持つ人たちは、
朝の方が強いという特徴があるそうです。
どうも、朝が弱いという社員がいる場合、
もしかすると脳の構造上の問題もあるかもしれません。
しかし①の本で指摘されているように、現代人は、
いきなりデジタルの波に飲まれ、スマホという中毒性の高い
道具のせいで、睡眠不足になる環境に置かれているとのこと。
睡眠に対しても取り組む会社があるという話が、
一時期話題になった気がしますが、社員の効率を考えると、
それはあながち間違った方針ではないかもしれないと感じます。
【令和4年4月のweb通信です】
【テーマ】「間違えやすい労働時間管理・給与計算!」
令和4年4月19日(火) 14時~15時
参加費:無料
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※web通信 前回のダイジェストです。
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★編集後記
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①は、2021年1番売れた本として話題のようですが、
ただ話題になるというだけでなく、しっかりと内容が伴う
素晴らしい本だと感じます。
結局、健康あっての労働だと考えると、
社員の健康に対するアプローチというのは、
今後益々大切になっていくように感じます。
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