社労士の顧問契約のメリットは!?
社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。
お盆の休業ですが、、、家族が体調を崩したりで、
出かけられない前提はありましたが、
それに輪をかけて、そんなかたちでバタバタです。
ここを機に、少し生活のあれこれを見直そうと、
身近なものの整理や見直しなどを行いました。
そのひとつ、音楽関係のサブスク。
アップルミュージックからスポティファイへ
(画像はお気に入りのスウェーデンのバンドのコンピ)。
主に海外の曲しか聞かないので、日本盤がないものがほとんど。
スポティファイで、まだ聴いたことのないバンドなどが見つかり、
ちょっと嬉しく音楽を聴いたりしています。
【社労士への仕事の依頼の方法は!?】
たまにある質問として「社労士はどんな風に仕事を頼めばよいのか?」
というもの。
社労士ごとでお仕事の受け方は様々ですが、一般的には、
《スポット契約》と《顧問契約》になるかと思います。
《スポット契約》は、ある仕事のみを請け負います。
業務の種類にもより幅広くありますが、会社相手であれば、
よくあるパターンは下記のようなものでしょうか?
・(小規模事業所で)各種手続きの代行
・労基署の調査対応等のサポート
・就業規則の作成・見直し
・労働条件の設計、見直し
会社の規模としては1~2人の雇用の会社から、
100名を超える会社まで様々です。
傾向として、小さな会社は手続き関係、
大きな会社は社内制度見直しという部分での
相談が多いように思います。
《顧問契約》は継続的に契約をして、常時相談や
手続をお願い出来る契約となります。
料金もおそらく毎月固定の金額になると思います。
これも「相談だけの契約」「手続きも込みの契約」
という感じで、段階で金額が分かれるケースが多いです。
冒頭でサブスクのお話をしましたが、イメージはそれと同じで、
固定的に金額を支払うかたちの契約ですが、契約内容の中であれば、
なんでも対応してくれるという感じになるでしょう。
【社労士との顧問契約のメリットは?】
顧問契約して何が変わるのか?
結局、ここだと思います。
これも社労士事務所ごとで契約内容や業務内容も様々なので、
「会社が社労士に何を求めるか」ということが
大きなポイントのように思います。
また、個人的に思うのは士業は思い切り「人対人」なので、
その事務所との相性というのは非常に重要です。
顧問契約まで進むケースはご紹介から、というものが多いですが、
依頼している社労士が、業務的に問題なくとも合わないと感じる場合は、
依頼する社労士を変えることもよいと思います(それはうちも含めて)。
そこでメリットですが、弊社の経験からお伝えすると、
下記のようなことが起きているように感じます。
・手続き上の不安な部分がなくなる
・労務管理上の曖昧さが減り、安心して働いてもらえる
・給与計算を確認し、未払い賃金のリスクが低減する
・労務管理が安定すると、離職率が低下する
・給料の決定方法など、世間相場など見ながら検討できる
・社員とのトラブルなどあった場合の初動対応が安心
・労基署等の調査なども、安心して対応できる
・助成金などを活用しながら、労働環境の改善が進められる
わかりやすい部分を切り取りましたが、顧問契約前の会社は、
労務管理のあちこちに不安を抱えていたり、噂で聞いたような
正しいかわからないようなことをやっていたりします。
【労務管理力は目に見えない底力!】
最近「風土」という言葉をとても重視しています。
会社ごとで、空気感というか、雰囲気というか、
それぞれにあると思います。
業績が良い会社は「雰囲気が良い会社」が多いのではないでしょうか?
それは、労務管理などがしっかりしている為、
社員も安心して能力を発揮する場が作られているからだと思います。
会社も「人」が作っている「組織」です。
社内制度を変えて、物事がきれいに変われば、
そんなに簡単なことはないですが、そうはいきません。
やはり「制度」を整えて、それを会社と社員でしっかり「運用」し、
会社に身についてきて「風土」が作られていくものだと思います。
トヨタ自動車も「カイゼン」という風土が出来上がっているから、
どんな時でも好業績を出せるのだと思います。
「カイゼン」を取り入れても、明日から好業績にはなりません。
「働き方改革」で、労働環境を取り巻く法律は非常に厳しくなりました。
これからは中小零細の会社であっても、「労働環境をきちんとする」のは
雇用をする上で、より重要なことになってきます。
是非、社労士を活用しながら「目に見えない底力」を
会社に蓄えていってほしいと思います。
【令和3年8月のweb通信です】
テーマ:『定年と70歳雇用について』
令和3年8月24日(火)14時~15時
参加費:無料
申込みはこちらから↓
https://forms.gle/opy122yuiykycXp19
7月のダイジェストはこちら
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★編集後記
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雇用に関しては、法律の変化もありますが、
最終的には一人一人の社員が相手なので、
本当に難しいことをやっていると思います。
中々社員が定着しない、という会社の場合、
労働環境の見直しで変わっていくこともあると思うので、
是非お近くの社労士に相談をしてみて頂きたいと思います。
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