農業経営改善セミナーに登壇しました!

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

今年は妻の出産があり、特に今年の後半は、
出産準備、出産後の子育てなどがあって、
仕事と並行してバタバタしていました。

「こんな時期は今だけだから」とよく言われますが、
確かに大きくなってくる子供を見るにつけ、
今は二度とやってこないな~とつくづく感じます。

さて、本題です。

【農業経営改善セミナーに登壇しました】

山梨県 令和2年度農業経営改善セミナーの開催について
https://www.pref.yamanashi.jp/ninaite/ninaiteshien/5_houjinjoukyou/houjinkakenshukai.html

 

 

 

 

概要…
地域農業の担い手となる農業者等を対象に、経営改善の取組事例、
財務・税務、労務管理などを内容とする農業経営力の向上に資する
研修会を開催します。

かたちを変え、この時期は毎年お声がけ頂き、
ここ5~6年は登壇させて頂いているのでは
ないかと思います。

今年は他の研修も中止になることが多い中、
新型コロナ対策をしながらの開催で、
参加者もわりと多かったです。

【テーマは「コロナ禍の労務管理」】

山梨県内では、このテーマでの講演はあまり目にしていないので、
第3波が来ていると言われる中、おさらい的に、
会社のやるべきことなどを改めて確認しました。

特に「安全配慮義務」「賃金の支払」「休業か欠勤か」的に、
こういうケースの場合はこうなるというのは、
あまり整理されていなかったと思います

コロナ禍の労務管理と言いつつも、色々考えていくと、
割と「労基法その他の基本事項の確認」が出てきます。

例えば、会社都合の休業の場合に、休業手当を払いますが、
そもそもどれくらいの金額を払うものなのか、
またどういう場合が会社都合の休業なのか、を考えます。

今回も質問として「コロナとは関係なく、出荷がない場合、
パートを休ませたらどうなるのか?」といったものもあり、
実は普段やっていることの適法性も確認が必要です。

【休業時の判断が難しい!】

新型コロナで一番悩ましいのが「休ませてよいのか、
賃金を支払う必要があるのか」という部分。

その為には、社員本人の健康状態や濃厚接触の有無など、
社員がどういう状況かを確認が重要になるのと同時に、
医師や保健所の判断がどうなっているかも確認が必要です。

そして、休ませるとなった場合に、給料を払うのか、
払わなくてもよいのか、という判断もそこにはついてきます。

ほぼ各個別のケースで判断が異なってきますが、
企業としては、社員本人の状況にプラスして、
他の社員の安全も考える必要が出てきます。

マスクをさせる、手洗い・消毒の奨励、体温の確認など、
一般的になってきましたが、この冬は新型コロナ感染が広まりそうなので、
今一度、感染予防を社内でしっかりして頂きたいと思います。

【12月のweb通信です!】
テーマ:『御社は大丈夫!?チェックしたい 就業規則のポイント!』
詳細・お申し込みはこちら↓
https://forms.gle/hkjnFTsBEgV4qDzt7

令和2年12月17日(木) 14時~15時
参加費:無料

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★編集後記
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予想されてはいたものの、新型コロナウイルスの感染は、
格段に広がっており、これからの感染状況で、
社会不安になるようなことも懸念されます。

各自の感染防止がやはり大切になってくると思うので、
改めて気を引き締めて感染対策をしていきたいところです。

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