ご確認ください！令和４年１０月の雇用保険料率の変更

社会保険労務士法人シャイン
代表社員の中村仁です。

最近の打合せの時に「もう１２月ですね」が出ますが、
今年は本当にアッという間な１年でした。

コロナの影響も弱まりつつあるとは言っても、
コロナ以後の経済の構造全体がかなり変わり、
まだまだ厳しい状況も続いている感じがします。

弊社も法改正の対応など、割と集中的にあった為、
今一度、そういった内容の周知・確認を
行っていきたいと思っています。

【ご確認ください！雇用保険料率の変更】
厚生労働省　令和４年度雇用保険料率のご案内
https://www.mhlw.go.jp/content/000921550.pdf

今年のイレギュラーな対応のひとつが、
この雇用保険料率の変更。

通常であれば、年度の切り替え（４月）に行われますが、
今回は年度の途中（１０月）から切り替えとなります。

今回、７月の労働保険　年度更新時に概算保険料の
計算などで、この辺りの動きが起こっていますが、
実際１０月に来ると忘れがちなもの。

今一度、保険料の変更が行われたかご確認ください。

【具体的な料率の変更は？】

実務に直結する「給与からの天引き」は下記のとおり。
一般の事業　　　　　　　　　3/1000→5/1000
農林水産・清酒製造の事業　　4/1000→6/1000
建設の事業　　　　　　　　　4/1000→6/1000

それぞれ2/1000ずつ上がっています。

また来年の年度更新時に事業主の保険料負担も上がります。
これは今年の年度更新の概算保険料で見込み額を払いますが、
その部分から影響が出ているかと思われます。

【令和５年１月のweb通信です】

【テーマ】『人事制度構築士「A4一枚評価制度」とは？』
令和５年１月２４日（火）　１４時～１５時
講師：社会保険労務士　中村　仁（社会保険労務士法人シャイン　代表社員）
参加費：無料

※web通信　前回のダイジェストです。

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★編集後記
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失業者が減り、かなり溜っていたと言われる雇用保険料ですが、
コロナ禍の影響を受けて、雇用調整助成金が支払われた為、
今回の引上げに繋がったとされています。

雇用調整助成金も、来年から特例が縮小される予定で、
まだ来年も雇用に関しては目まぐるしい状況が
続いていくように思われます。

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