子育てと社員教育の共通点?

人事のお医者さん、人事制度構築士の中村仁です。

認定コンサルタント・人事制度構築士

今年の8~9月初旬は地震・台風と、
自然災害に脅かされることが続きました。

先日もある方が「現在の地球で起きていることは、
段々、人間が生活出来ないことになりつつある
予兆ではないか」という話をされていました。

環境問題も他人事のように聞こえてしまいますが、
実際は自分達の身近な問題と言えるでしょう。
世の中「他人事のような自分事」が多いものですね。

【先生も「個人」になると?】
私自身に、今、園児の子供がいる関係で、
保育関係の方々(先生、親、地域など)との
関わりが少なからずある状況です。

社員教育などを一つの仕事にしていることもあり、
自分の子供の教育ということにも少なからず
関心を持って取り組んでいる親かと思っています。

最近聞いてはっとしたのが、
「保育者も親としての「素人」だから」
自分の子育てにはとても苦労する」というもの。

「医者の不養生」なんてことも言いますが、
社労士だって事務所内の職員の問題で
悩んでいることは非常に多いのが実情です(笑)。

人の話だと冷静にあれこれ言えますが、
自分事になった途端に、その冷静さは消え、
人に「問題行動」というようなことをしていたりします。

【子育てと社員教育の共通点?】
上の話は少し余談のような内容でしたが、
子育ての現場でも「怒り過ぎた」「言い過ぎた」
みたいなことが日常茶飯事にあります。

最近の子育ての問題と言われているのが、
「スマホに頼り過ぎる」「専門家の言いなり過ぎる」
というところにあるようです。

子供が騒いだたらスマホを見せておく、
何か困ったら解決策を専門家の意見にすぐ頼る。

ただ、子供は「もの」ではないので、
今を一時的にやり過ごすというのはいいと思いますが、
最終的に「人」としてそれでよいのかという問題です。

そこで「その子をよく見る」という、当たり前のことが、
子供を大切にする人たちから、あらためて提言されています。

つまり騒いだり、泣いたりしているのは、何か理由があって、
その子を見て、なぜ泣いたり騒いだりしているかを見ないと、
解決にはつながらない、という話です。

これは「社員教育」にも同じことが言えないでしょうか?

特にひと昔前(高度成長期)などは、成長の勢いで、
とにかくやればいい、という仕事が多く、
社員教育も「同じような社員を作る」という印象があります。

ですが、今般は個性の時代と言えると思うのですが、
「社員ひとりひとりに向き合う必要がある時代」
に変わってきていると言えるでしょう。

社員教育は非常に重要なもののはずです。
社員全体に一律に同じようなやり方をするのではなく、
社員をよく見て、その社員にあわせたやりとりが必要なはずです。

逆にひと昔前は、飲みに行ったりしながら、
それぞれの個性と触れ合うという事もあったと思いますが、
今はそういう機会もかなり減ってしまっているでしょう。

社員をよく見て、その社員にあわせた教育・指導をする、
という非常に手間も時間もかかることになりますが、
よりよい仕事を一緒に目指す為には、このプロセスが必要と考えます。

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★編集後記
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子育てと社員教育を一緒にするとお叱りを受けそうですが、
結局「人を育てる」という点では共通しています。

子育ての話を知れば知るほど、大人にも、
共通する部分が多くあると感じています。

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