「社長の好き嫌い人事」から脱却!会社を成長させる評価制度のポイント
人事のお医者さん、人事制度構築士の中村仁です。
10月は行事も多く、はっと気づくと、
もう11月が目の前でした(笑)。
残り2カ月ですが、12月まで、
色々予定も詰まっているので、
今年はもうカウントダウンな感じです。
2~3週前まで冷房が必要だったのが、
急に暖房が必要な気温になったので、
とにかく体調に気を付けて過ごしたいです。
【「社長の好き嫌い人事」から脱却!】
社員が30人を超えてくると、
多くの経営者様が同じ悩みを口にします。
「社員の評価や給与を、結局『社長の感覚』
で決めてしまっている…」
社長の目が全員に届く、それが中小企業の強みです。
しかし、その「感覚」による評価は、社員から見れば
「社長の好き嫌い人事」そのものに映ってしまいます。
「なぜ、あの人が昇進するのか」
「どう頑張れば給与が上がるのか」
基準が曖昧な会社では、社員は社長の顔色をうかがうようになり、
本当に実力のある社員から辞めていきます。
50人の壁を越え、会社を本気で成長させるなら、
「感覚」から「仕組み」への移行が不可欠です。
【評価制度の3つのポイント】
大企業のような複雑な制度は要りません。
この規模の会社が押さえるべき 評価制度のポイントは3つです。
1.「会社のモノサシ」を明文化する
まず社長が社員に「何を期待するか」
「どんな行動を評価するか」
を シンプルな言葉で決めてください。
これが評価の「背骨」になります。
2.評価項目はシンプルに絞る
評価シートは複雑にしてはいけません。
「成果(目標達成度)」と
「行動(会社の理念に沿っているか)」
この2軸で十分機能します。
行動に関しては主に「能力」と「姿勢」
に絞って項目を整理していきます。
3.「評価」より「対話」を重視する
制度は、点数をつけるためではありません。
「会社のモノサシ」を使って、「よくやったこと」と
「次の期待」を しっかりフィードバックする。
この「対話」こそが社員を育てます。
対話をする方法も色々ありますが、
弊社は評価の仕方、評価の進め方も
フォローしますのでご安心ください!
【評価制度は「道具」!】
評価制度とは、社長の「想い」を全社員に公平に伝え、
「同じ方向」を向いてもらうための道具です。
「好き嫌い」という曖昧な基準を捨て、
明確な「モノサシ」を持つこと。
それが社員の納得感と成長を生み、
会社を次のステージへ押し上げます。
【参考書籍】人事評価で業績を上げる!「A4一枚評価制度」<改訂2版>
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★編集後記
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評価制度は「道具」であるということを、
つい忘れて「作ることが目的」になってしまいがちです。
作ってから「いかに使うか」までが重要で、
ゼロから作る場合は本当に大変なので、
まずは一度ご相談頂ければと思います。
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